ステロイド 副作用

ステロイドとは

通常「ステロイド」と聞くと、一般的には抗炎症・抗アレルギー作用のある
薬品を思い浮かべますが、そもそもステロイドとは何でしょうか。

 

ステロイドとは、ある特殊な構造を持つ炭素構造のことで、ほとんどの
生物の体内で合成されています。中性脂質やたんぱく質の成分ともなっており、
よく知られるところではコレステロールやホルモンなどもステロイドの一部です。
そのホルモンの中にも、いろいろな種類があり、男性ホルモンとして知られる
アンドロゲン、女性ホルモンとして知られるエストロゲンや黄体ホルモン、
ストレスを緩和する際に副腎から分泌される副腎皮質ホルモンなどがあります。

 

中でも副腎皮質ホルモンに含まれる糖質コルチコイドと呼ばれる物質は、
強力な抗炎症作用で知られており、特にアトピーや花粉症、喘息の治療に
有効とされ、一般に知られるステロイド剤として科学的に合成され、使われています。
また、その他にも血糖値の上昇・気分の高揚などにも作用することから、
人工的に強力なホルモン作用を持たせるよう合成したステロイドとして、
スポーツなどで使用するいわゆる「ドーピング」剤として認知されています。

 

副腎皮質の機能不全などにより、副腎皮質ホルモンが低下すると、全身の
倦怠感などが現れますが、一方で、ステロイドの過剰摂取による弊害も
問題視されています。感染症にかかりやすくなったり、高血糖肥満
なりやすいといったいわゆる副作用があるとも言われています。
長期にわたるステロイド治療や、大量の摂取には注意が必要です。